そろばんの伝票のめくり方と速く正確に解くコツをご紹介!
ここではそろばんの伝票算のやり方を解説していきます。
※電卓検定の方もめくり方は参考になると思います。
今回の内容は伝票のめくり方と速く正確に解くコツになります。
伝票算のやり方では、計算までの準備や基本的な計算方法を紹介しましたが、今回はより具体的に伝票のめくり方とコツを紹介していきます。
今回も動画をアップするので、指の動きや実際にめくっている様子を確認して下さい。
伝票のめくり方
伝票をうまくめくるために必要なことは一言で表すと慣れになりますが、ポイントは出来るだけ左手の動きを小さく安定させることが大切です。
腕は机に乗せる
まずは腕の位置です。
腕は空中に浮かさずに机に置いた状態で伝票をめくるようにします。
手の側面も机に付いた状態です。
そうすることで変に力まずに、余計な力を使わずに済みます。
安定するので、無駄な動きも減ります。
人差し指と中指で挟む
次はめくり方についてです。
ポイントは出来るだけ動きを小さくでしたね?
下の画像の違いはわかりますか?
左側はめくったあとの伝票が小指に触れています。
それに対して右側はめくった伝票を人差し指と中指で挟んでいます。
こうすることでめくる動作を小さく、より速くめくることが出来ます。
この動きを小さくというのが伝票算のコツでもあります。
親指でめくったら人差し指を動かして挟む⇒めくる⇒挟むの繰り返しです。
なのでめくる動作には親指と人差し指の2本しか使いません。
伝票算のコツ
伝票算は足し算しかないため、見取算に比べて正答率は高くなります。
伝票ならではの間違えパターンとしては、ページを飛ばしてしまうケースと別の問題の数を計算してしまうケースがあります。
ページを飛ばして2枚めくってしまったときは自分で気付かなければいけません。
それはページを見てではなく、指の感覚でです。
計算している間はわざわざめくるごとにページ数は確認しません。
そんなとこに視線を送るなら、問題の数字を見ろよ!となります。
なのでこれこそ慣れが必要です。
もし飛ばしてしまったときは、先に飛ばした後の数字を足し、それから1枚戻って足し、2枚めくる。
もしくは純粋に飛ばした分きちんと1枚戻って計算すればいいでしょう。
後者の別の問題を途中で計算してしまうことは絶対に改善しなければいけないポイントです。
ちなみに私は今回初めて全珠連の伝票を購入して知ったのですが、全珠連の伝票では上下2番目の問題の下線が太線になっているのですね!
これはなんとも親切ですね。
全珠連ではこの手の間違いが少ないかもしれません。
学連のものは全て同じ太さで印刷されています。
話を本線に戻し、途中で別の問題番号の数を計算しないようにするにはめくり方を工夫すればいいのです。
これが伝票算を速くかつ正確に解くコツになります。
じゃあどうするのか?
伝票をめくったときに必ず一番上の数字を足すようにすれば(めくれば)いいのです。
例えば3番の問題(真ん中の数)を解いているときは以下のようにめくるのです。
5問全部の数字が見えるときと比べて見ましょう!
このようにめくることで必要な問題番号の数を間違えることなく把握することが出来ます。
動画では実際にめくっているときの見え方を公開しているので、確認してみて下さい!
結局はめくる動作を出来るだけ小さくすることが速いだけでなく、正確性も高めてくれるのです。
なお、動画解説では最後にもうひとつコツを紹介しています!
気になる方はぜひご確認下さい♪
以上が伝票のめくり方と計算時のコツになります。
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公開日:
最終更新日:2019/06/23