5をつくる/5から引く計算-基本の足し算引き算/講義2
ここでは基本の足し算引き算の講義2として、5をつくる/5から引く計算を学習します。
テキストP7/8の内容になります。
講義は大人向けそろばん独学講座のために作成したオリジナルテキストに基づいて進めます。
動画解説を中心に、動画下のイラストは補足説明といった位置づけで学習してください!
P7①2+4の足し算
2に4を足したいのですが、これまでのように一珠4つを入れることができません。
講義2と3では、このように足すことができなかったり、引くことができないときの基本となる4つの計算パターンを学んでいきます。
今回の場合、5をつくることを考えます。
4が入らないのであれば、4はあと1で5をつくることができます。
この1は4を足す代わりに、5を加えたときに足しすぎてしまう数になります。
なので、その分5を加えた後に、足しすぎてしまう1を引きます。
5をつくるときは、5を加えたあとに足しすぎてしまう数を引きます。
その際の五珠を入れてから、一珠を取る順番も大切になります。
4を足すなら5を入れて1を取る
3を足すなら5を入れて2を取る
2を足すなら5を入れて3を取る
1を足すなら5を入れて4を取る
といったように、子供に教えるようにそれぞれを一応書き出してみましたが、大人向けに作成しているので、無くても大丈夫ですよね…?
なお、十の位で足せないときは、十の位で5(50)をつくります。
動画解説ではテキストの練習問題1と2番を用い、補足説明をしております。
P7②7-4の引き算
7を置き、4を引きたいがこれまでのように、一珠4つを取ることができません。
このような場合、5から引くことを考えます。
5から4を引くので、5-4=1になります。
この1という数は、4を引く代わりに5を引いたときの引きすぎてしまう数になります。
なので、今回は引きすぎてしまう1を先に加えてから、5を取ります。
もちろん3を引くときは5-3の2を入れて、5を取ることになります。
今回は2と1は省略します。
5をつくるとき同様に、十の位で引けないときは十の位の5(50)から引きましょう。
動画解説ではテキストの練習問題6と7番を用い、補足説明をしております。
今回の講義は以上になりますが、大切なのは5をつくる/5から引くのそろえぞれの珠を動かす順番になります。
5をつくる:五珠を入れて一珠を取る
5から引く:一珠を入れて五珠を取る
今後より速く計算をこなすために、一番スムーズな動きになっていますので、順番はしっかりと守りましょう!
次のP8に練習問題があるので、ご活用下さい。
練習問題がこなせた方は次の【10をつくる/10から引く計算】に臨みましょう!
感想やご質問等があれば、youtubeのコメント欄にご記入ください!
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