そろばん教室の授業内容をご紹介します
我が子をそろばん教室に通わせているという方のなかには、そろばん教室の授業がどのような感じで行われているか気になりませんか?
特に「うちの子最近あまり進歩していない気がするんだけど…」などと感じる方のために今回はそろばん教室の授業についてご紹介いたします。
※なおこの記事は私がかつてお手伝いをしていたそろばん教室をもとに書いているので、すべての教室が同じとは限りません。
まず多くのそろばん教室は生徒の級によって出席する授業時間が別れます。
私が手伝っていたそろばん教室では8級から7級に進級すると、ひとつ遅い時間の授業に出席するようになります。
7級は計算でいうとかけ算を学んでいる途中で、割り算にはまだ取り組んでいません。
学年で一概には分けられませんが、だいたい小学2年ぐらいからでした。
また、教室によっては3級以上の上級を分けている場合もあります。
初心者クラスの授業(10級~8級の生徒)
このクラスの授業は主にそろばんのテキストを勧めることが授業の中心となります。
まずは基礎的な計算方法や指の使い方の定着に多くの時間を費やし、基礎のベースアップを行います。
また、時には読み上げ算の練習をすることもあります。
ただし、習い始めの生徒には厳しいので、出席している生徒に寄るのかもしれません。
いずれにせよ初心者クラスの授業は先を急いで進級を目指すというよりは丁寧に基礎力を身に付けることに重点を置いています。
中級者クラスの授業(7級~3級)
このクラスになると、「読上げ算の練習⇒暗算⇒テキスト進行」といった日もあれば、「暗算⇒プリントで進級テスト」といった実践形式の授業を行うこともあります。
7級6級の子はまだ、計算の技術面で学ぶこともあり、場合によってはなかなかスムーズに進むことができないこともあります。
5級以上になると、計算の基礎は身に付き、スピードも徐々に早くなります。
生徒さんによってはどんどんテキストを先に進めることができる日もあるでしょう!
上級者クラスの授業(3級以上)
3級以上のクラスになると、新しく学ぶことはあまりない(準2級の補数計算ぐらい)ので、プリントを使ったテスト形式の授業が多くなります。
もちろん授業の始めに大きな数や早い読上げ算と暗算を行い、そのあとにテキストを進めることもあります。
3級以上になると、新しい計算方法はなく(伝票算のみ)、進級するにつれて、計算する数の桁が増えていきます。
なので、進級するにはより速く正確な計算を行う必要になるので、とにかく指を動かして練習をするのがメインとなります。
そろばん教室の授業時間はどこも1時間なので、ほとんどの教室がこの流れだと思います。
教室によってはフラッシュ暗算の練習を行うこともあるので、その練習を行う日もあるでしょう!
また、比較的広い教室のそろばん教室であれば、授業を見学することができると思います。
授業がどのように行われているのか気になる方は教室の中にまで入らなくても、外からチラッと覗かれていはいかがですか?
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