そろばん教室を変えるときに知っておきたい2つの確認事項
何らかの理由で子供が通うそろばん教室を変えることもあるでしょう。
仕事の都合により引っ越した、今の教室の先生と合わない。
主にこの2つがそろばん教室を変えるときに多い理由です。
しかしやみくもに変えればいいというものではありません。
そこで今回はそろばん教室を変えるときに知っておきたい2つの確認事項をご紹介します。
場所や御月謝の金額だけで決める前に頭に入れといて下さい!
所属する連盟はどこか?
まずはこれまで通っていたそろばん教室と、新しく通う候補となるそろばん教室が所属する珠算連盟を確認しましょう。
小さな団体を含めるとたくさんの珠算連盟がありますが、日本珠算連盟(日珠連)、全国珠算教育連盟(全珠連)、全国珠算学校連盟(全珠学連)の3つが主要な珠算連盟になります。
この珠算連盟が異なると、珠算検定のルールが少し異なります。
見取り算の桁数や口数、制限時間など。
場合によっては同じ級でも新しい教室では難しく感じることもあるでしょう。
また、1番の違いは伝票算の有無です。
全珠連及び全珠学連では3級以上から伝票算を行うのに対し、日珠連では伝票算は行いません。
なので、それまで日珠連に所属するそろばん教室に通っていて、その他の連盟に変わった場合は新たに伝票算を学ばなければいけません。
ただし、4級までに変わる場合であれば伝票算はないので、関係ありません。
所属していた連盟がいまいちわからないという方は、検定試験の合格シールやテキストをご覧下さい。
必ず印字されているはずです。
また、各珠算連盟のホームページにアクセスすると自宅近くにあるそろばん教室を検索することが出来ます。
掛け算の計算方法
そろばん教室を変えるときに最も重要になるのが、掛け算の計算方法です。
そろばんのやり方は複数ある【参考記事】の中で詳しく説明しているのですが、掛け算のやり方は2つあるのです。
なので場合によっては今までのそろばん教室と新しいそろばん教室では別のやり方で教えている可能性があります。
となると、子供は混乱してしまいます。
5級ぐらいまでは新しいやり方に変えてもいいと思います。
3~2級以上であれば、今までのやり方で続けなさいとなるかもしれません。
難しいのは4級ぐらいの段階です。
そこは新しい教室の先生と相談する必要があります。
しかし、一番良いのは今までと同じやり方を採用している教室で間違いありません。
ちなみに当サイトでは片落としという方法を使った掛け算のやり方【参考記事】を解説しています。
以上が簡単ながらそろばん教室を変えるときに知っておきたい2つの確認事項になります。
※今回の内容については掛け算や割り算に入る前の初級者の段階の方にはあまり関係ありません。
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