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そろばんのやり方は複数ある

公開日: : 最終更新日:2018/09/14 そろばんについて, そろばんのやり方 ,

引っ越しなどによって他のそろばん教室から移ってきた生徒をみると、私が教えているやり方と違うときがあります。

それはそろばんのやり方は1つとは限らないからです。


この場合、生徒の習熟度に応じてやり方を直す場合もあれば、すでにある程度進級している場合はそのままのやり方で行っていいように言います。


見取算、かけ算、わり算と3種目ありますが、(今回伝票算は除きます。)その中でも特にやり方が違ってくるのが、かけ算です。

逆にほとんどどのそろばん教室でもわり算のやり方は同じです。

違うとすれば細かい論点の考え方と、使っている表現、それと珠のはじき方です。

 
 
実際にこちらの3種類のそろばんの参考書籍を比べてみても、見取算のやり方とわり算のやり方はほとんど同じです。
 
珠のはじき方については見取算で説明します。
 
 

かけ算のやり方の違い

本題のかけ算のやり方ですが、大きく分けて2種類(仮にA法とB法)、細かく分けると3種類(+C法)あります。

そのうちBとCの解き方は似ています。

ではそれぞれを簡単に説明します。


まずA法とB法&C法の違いは最初に問題のかけられる数をそろばんに置くかどうかです。

かけられる数というのは○○×□□の○のほうです。 □はかける数といいます。

A法はどちらもそろばんに置かないで計算をするため、「両落し」という名前が付いています。

実際にこの方法で計算している方でもこの両落しという名前は知らないのではないでしょうか?

私自身実はそろばんを辞めてからいろいろと調べているうちに3種類の解き方があることを知ったぐらいです…。


それに対してB法はかけられる数(○)のみを最初にそろばんに置いてからスタートするため、「片落し」という名前が付いています。

そしてC法は片落としに対して、かけられる数(○)とかける数(□)の両方をそろばんに置いてから計算を始めます。

ちなみにC法については名称がない模様です…。


というのもこのC法についてはほとんど使われていないからだと思います。

それぞれ3つの方法にメリット・デメリットがありますが、C法については進級するにつれて桁数が増えると、そろばんの上にそんな数字を置くことが出来なくなるからです。

なので基本的には両落しか片落しのどちらかです。


一般的には両落しの方が主流かもしれません。

実際に先ほど紹介した3冊の中でも、2冊が両落し、1冊が片落しで説明されています。


ちなみに、私は片落しで習ったので、片落しでかけ算を計算しています。

また、暗算のかけ算は基本的には両落しで計算をします。

片落としのやり方で掛け算を解く方法(参考記事)で良ければ以下で解説しているので、参考にしてみて下さい。


なお、今回の説明ではそろばんのかけ算のやり方は最初にかけられる数を置くか否かの違いをご紹介しましたが、それぞれの実際の計算方法は大きく異なりますので、独学で学ぶ場合はどちらかわかりやすい方法で行うといいと思います。

 
 

見取り算のやり方の違い

見取算のやり方の違いというのは問題の解き方です。

扱う桁数が増えたときに一度に計算するか、3桁ずつ計算をするのかの違いです。


なお、見取算というより足し算/引き算の考え方や教え方はほとんど同じです。

私は「5をつくる」といった表現を使いますが、「5を使う」と表すところもあります。

これらは表現の違いであり、考え方は同じです。


ちょっとした違いがあるのは6~9を引くときの指の使い方です。

基本的には一珠→五珠の順番で珠を取りますが、中には同時に珠を払うようにしているところもあります。

見取り算のやり方の詳しい方法(参考記事)を知りたい方は、私が同じ問題を使って3種類の方法を試した記事があるので、そちらが参考になると思います。

 

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