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そろばんを習うデメリットって?(実体験)

公開日: : 最終更新日:2018/09/14 そろばんについて ,

※この記事はあくまでも個人の見解と、個人的な実体験です。

 

そろばんを習うことによって計算(暗算)が早くなることが、そろばんを習ううえでの大きなメリットです。

もちろんその成果を目指して多くの親御さんも子供にそろばん教室へ通わせていると思います。

 

右脳を使う、記憶力が良くなる、集中力が上がるなどなど、その他にもそろばんのメリットは多く伝えられています。

大人であれば認知症の予防効果にも認知されていますね。

 

しかし、今回はあえてそろばんを習うことのデメリットを考えてみました。

※再度断りを入れますが、あくまでも私個人の見解です。

 

そろばんのデメリット

字が雑になる

まず真っ先に思い浮かんだのが、字が雑だということです。

そろばんも暗算も進級するにつれて、スピードが求められます。

計算するスピードはもちろん、数字を書く時間も速いに超したことはありません。

 

そのため、数字や文字をゆっくり丁寧に書くという習慣が残念ながら身に付きませんでした。

 

ちなみに私がそろばんを習い始めたのは小学校の1年生のときからです。

もちろん習い始めた1年生のときはスピードもそこまで必要なかったでしょうけれど、3年生4年生ぐらいから速く書くのが癖になってしまったのでしょう。

 

これは大人になってから本当に実感してます。

もう少し字がきれいだったらなぁと日々感じております。

 

もちろんそろばんを習ったからと行って字が汚くなるわけではありません。

きれいな人も数多くいらっしゃいます。

きれい、汚いというよりは丁寧か雑かという意味合いが大きいです。

 

また、私の場合そろばんで計算を終えた後に急いで書いていました。

そのためなのか、正しい鉛筆の持ち方ではないと、中学生ぐらいになって気がつきました。

右手で鉛筆を握り、計算が終わった後にそのまま字を書くのですが、私の場合は本来人差し指とくっつかなければいけない親指が、鉛筆と人差し指の間に入ってしまいます。

 

これは私だけの問題なのか、そろばんを習ったことによる一般的なデメリットかはわかりませんが、正直に記載しておきます。

 

首の疲労

プリント演習などでそろばんを集中して解くと、必ずといっていいほど首が痛くなります

これは私だけでなく、ほとんどの方に共通していることだと思います。

 

そろばん教室では各種目が終わるごとに首を回したり、「首が痛い」といった声が聞こえるのがあるあるだと思います。

 

慢性的な首の疲労のせいなのか、私自身は小学生のときに2回ほど寝違えて首を痛めました。

今は全く行かないのですが、当時は小学生にもかかわらずマッサージに定期的に通っていました。

 

首の痛みや疲労、肩こりなどもそろばんを習うデメリットの一つと言えるでしょう。

 

また、私がそろばんを習っていた当時にはあまり感じていませんでしたが、一時期そろばん教室のお手伝いで指導をしたときに感じたのが目の疲労です。

単純に年齢のせいかもしれませんが、小さな数字を読んだり、生徒に教えるときは目も疲れました。

 

筆算が出来ない

私は小学生のころ暗算が得意でした。

そのため、掛け算の筆算をするときに、筆算式の方法をやらず、そろばん式の方法を使って解いていました。

もちろん答えは合いますが、以前小学生に筆算のやり方を教える機会があったのですが、すんなりと筆算のやり方を教えることが出来ませんでした…。

 

小学生の頃に暗算が出来ると、算数の文章題なんかは強引に計算力で答えを導こうとしていました。

答えの数字はわかるけれど、式はわからないといった状態です。

 

この傾向は中学に入ってからの数Aでも当てはまりました。

 


以上の3点が私自身が感じた、おそらくそろばんを習ったことによる自分自身の欠点かなと思うことです。

もしこれからそろばんを子供に習わせたい親御さんは、メリットだけでなくデメリットを知っておくのは良いことです!

特に、一つ目の字や数字が雑にならないように、日頃から意識して子供の書いた字をみてあげて下さい。

 

 

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